本研究室は“ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク複合体”による脳型計算機の実現とその多角的応用をめざしています。たとえば、論理回路の再構成が可能な半導体FPGAとクラウドコンピューティングが結びつくことによって、ハードウェアの仮想化がいっきに進展します。つまり、どんな処理をさせたいかに合わせて、ハードの中身をネットサーバ上からダウンロードして自由に書き換えることができ、スマホやタブレットのよな非力なCPUでも、高価値なアプリを動かせるようになります。こうした最先端の情報技術の統合によって、高い演算性能・電力効率を実現するとともに、さまざまな課題に広く応用できる脳型情報処理システムを追求しています。 |