〈出稽古パッケージ〉電子顕微鏡による生体高分子構造解析法 タンパク質の機能を知るには、まずカタチから。
私たちの体を構成しているタンパク質の種類は千差万別で、そのカタチがタンパク質の働き、ひいては人体の機能と密接に関係しています。そのカタチと機能の相関を解き明かすための強力な道具が、電子顕微鏡です。現在では、電子顕微鏡写真のデータを解析して、タンパク質がどんなカタチをして、どんな風に結合しているかという3次元構造を見極めることができます。こうした高分子解析技術は薬やナノ製品の開発にも利用されています。この出稽古では、世界に2台しかない高性能の電子顕微鏡に実際に触れ、その基本操作を習得してもらいます。また、対象とするタンパク質複合体の写真を撮影し、計算機を使った画像処理によって3次元像を再構成します。タンパク質に限らず、何を見たいかは相談にのります。電子顕微鏡を使って何かを観たい人には最適な出稽古だと思いますよ。


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