| 工作機械やロボットなどのメカトロニクス系の製品開発では、機械のモデリングがいかに複雑精緻を極めたものであろうと、目的に応じた制御系を構成できなければ意味がありません。そのためには、実際に動かす機械の特徴や制約条件をよく理解した上で、あらかじめ制御可能な形にモデル化すること、いわば、メカの品質を追うばかりでなく、制御の限界についてもトータルな視点からとらえておく必要があります。この出稽古は、実機プログラミングおよびシミュレーションによって制御設計の実際を学び、安定解析の手法を習得することを目的としています。とくに機械系の人には、視点を変えて制御の立場からモノづくりを見直してみるのもいい経験になると思います。異分野だからと尻込みせず、わからなくて当り前という出稽古のメリットを活かして、チャレンジしてみてください。 |
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