餌取り行動実験


目的

組織実験から、細胞体集団の分布には特有の間隔が存在することが示され、カエルはいくつかの異なる情報処理の解像度を持つことが示唆されました。そのうちのある集団の間隔が100μmでカエルの視角の9°に相当し、20cmの距離にある餌(コオロギ)の大きさ(約3cm)に一致することが分かりました。 そこでこの視角が実際の餌取り行動時の定位行動(段階的に体の向きを変える行動)の角度に一致するかを確かめます。





方法

現在、予備実験としてコオロギを用いた下図に示すような方法で、カエルがどのようにして餌取り行動をしているかを観察し、実際にCCDカメラを用いてコンピュータに取り込み、画像解析によって定位行動の角度を求めています。

この画像解析で角度を求める方法を模式図として左図に示します。
餌(コオロギ)に対してカエルが定位する前と餌に対して定位した後のカエルの頭と尾を結んだ直線から
θ1:カエルが餌に対して回転した角度   
θ2:カエルと餌との角度
を求め、このθ1とθ2との比較検討を行っています。


これから行う実験では、刺激の再現性、安定性を高めるため下図のようにカエルにコンピュータグラフィックスを用いて視覚刺激を提示し、その行動をCCDカメラでコンピュータに取り込み、画像解析によって定位行動の角度を求めます。

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