衝突回避行動実験
目的
動物は餌を獲るために、または危険を回避するために、対象物が接近していることや、それがどの程度差し迫っているのかという情報が必要です。
逃避行動発現時の神経活動を調べるために、まず衝突までの時間と刺激サイズのどちらが逃避行動を発現させるのに本質的かを明らかにしたいと考えました。
方法
コンピュータシミュレーションにより、接近速度の異なる刺激を与え、その衝突までの時間、逃避行動発現時の刺激サイズ(閾サイズ)、逃避の際の最大速度を定量的に調べます。
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| 透明な実験ステージにカエルを置く |
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上が透明なケースで覆う |
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下からCCDカメラで撮影 |
結果
カエルが逃避行動を起こすには"物体が動いている"という情報が必要です。
また認識するためにはある程度の時間を必要とします。
さらにカエルは、衝突までの時間ではなく、網膜上でのサイズを最も重要なパラメータとしていることがわかりました。
そのときの閾サイズは23°位でした。
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→ 動画を分解すると |
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展望
刺激との距離によって逃避速度を調整しているかもしれないので、それを調べるために距離を変えて実験を行っています。さらに、奥行きを判断している可能性もあるので片目のカエルを用いた実験も今後行う予定です。
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