他分野からの進学を考えている方へ


”Brain scienceに興味はあるが、現在の自分の専攻が生物系ではない”

と、悩んでいる方がいるかもしれません。
現在の専攻を変えて、新たな領域で一から始める、それはとても大変な事だと思います。
そして、その事を考えて、新たな道に進む事に抵抗を感じているかもしれません。

しかし、それで自分の進みたい道を諦めるのは少し早いと思います。
夏目研究室に在籍している、他分野から進学してきた学生のコメントを掲載しました。
他分野からの進学に悩んでいる方の参考になればと思います。

                           A君の場合・・・・

現在私は、電気生理学の実験を行っています。私は高専時代、情報関係を専攻しており生物実験などは 全く行ったことがありませんでした。しかし、脳についての興味や探求心は非常に強く持っていました。 私が言えることは、脳に関連した経歴がなくても大丈夫であるということです。 脳について知りたい、学びたいという気持ちさえあれば十分です。 また、この生命体工学研究科は、研究室の研究設備や機器類などが大変充実しており、 研究を行う場所としては非常に最適なところです。脳について少しでも知りたい、学びたいという方は、 是非、脳情報専攻を選ばれたらよいと思います。

                           B君の場合・・・・

・イミグラント科目は、幅広い分野が用意されており、さらに基礎的な授業であるので、今まで自分が携っていない分野でも非常に分かりやすい。自分が計画している研究に対しての基盤になると思う。僕自身はこの科目で未知の領域であった生物(神経)の概要を学習することができた。(自分の出身大学での単位取得から認定できるものも有る。)

・専門科目は、少し内容が深い専門知識修得型の科目である。授業をしてくださる先生方の研究分野でもあり、この科目で自分とは違う研究室がどのような研究を行っているのか大体分かるという点でも非常に面白い。また、難易度がやや高めの科目であるが、この大学院の研究科は、他分野からの入学者が多く、先生方もそれを理解してくださっているので分かりやすい授業が行われている。(難しくて分からないと感じ た授業はありませんでした。)

・集中講議といった短期的に修得できる科目もあるので単位が足りないのであれば、そちらを利用しても良い。どうしても通常の授業を受講する時間が足りない(研究が忙しい、短期留学をしたい等で)人には、助かる授業である。

・僕自身の単位修得は、なるべく初年度の前期で卒業に必要な単位を取った。また、後期には自分の研究と照らし合わせて必要な科目を受講した。(授業によっては、レポートや試験があった。)授業内容は分かりやすく、僕自身は工学部出身でしたが、生物(神経)の授業にも抵抗なく受講できました。一からの学習でしたが、そういう人が周りにも多いので気軽に一緒に考えたりすることができました。

        


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