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九州工業大学大学院 生命体工学研究科

お問い合わせはotsubo@brain.kyutech.ac.jp

〒808-0196 北九州市若松区ひびきの2-4

研究設備facilities

パッチクランプ実験装置

化学物質や物理的刺激によって細胞が生成する電気現象を測定する装置です。細胞に記録電極(ガラス電極)を密着させた後、密着面の膜を破壊することで、細胞内への電気的アクセスを可能にします。細胞外に対して細胞内の電位をコントロールすることで細胞の電気的応答を測定します。また、化学物質で引き起こる電流や電位変化を測定します。細胞全体の電気的な応答だけではなく、単一イオンチャネル電流の測定も可能です。

レーザーフォトリシス付Caイメージングシステム

細胞内のカルシウム濃度変化を測定する装置です。Ca感受性色素を用いて、化学物質による刺激や電気刺激によって生じるCa濃度変化を細胞集団レベルで測定解析しています。また、ケージド化合物を細胞内外に導入することで、局所的瞬間的な物質投与が可能となります。パックランプ実験装置を併用することで、電気現象とCa濃度変化の同時測定も行っています。

共焦点レーザー顕微鏡

免疫染色した標本や細胞に導入した色素の分布を可視化する装置です。この顕微鏡は、比較的厚い標本(約50㎛)中に分布する抗原分子の可視化が可能で、z軸方向に連続的に共焦点画像を取得することで、抗原分子分布の三次元画像解析を行うことができます。また、多重染色法を用いることで同一標本に対する複数の抗原分布の研究も可能です。

遺伝子増幅装置

遺伝子を増幅する装置です。逆転写酵素とポリメラーゼ連鎖反応を用いて、タンパク質の設計図となる遺伝子の発現を調べています。同じ機能を担うタンパク質には複数の遺伝子が存在し、その発現は組織によって異なります。また、同じ細胞種でも成長や老化などの変化や、炎症などの外的要因によっても発現する遺伝子の種類や遺伝子発現の比率が異なります。研究室では、感覚器官に発現している遺伝子の種類や成長に伴う遺伝子発現の変化などを調べています。この技術は単一細胞へも適用でき、一つの細胞に発現する遺伝子の同定も可能です。

リアルタイムPCR装置

遺伝子増幅の過程をリアルタイムでモニタリングする装置です。増幅曲線から遺伝子発現量の相対値を算出することで、遺伝子量の定量的解析が可能となります。

リニアスライサー

器官から薄い切片を作製する装置です。共焦点レーザー顕微鏡で観察するための、免疫染色用薄切片を作製しています。また、生きた器官からの薄切片作製も可能です。

ホモジナイザー

高速回転刃によって生体組織を粉砕する装置です。細胞粉砕後の均一な溶液からDNA, RNAやタンパク質を抽出します。


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