「古川道場」道場主 高次脳機能講座 脳型認識機械 教授 工学博士 古川徹生
 
〈研究事例〉豊かな可能性をもつ、“変幻自在の生きた地図”。
私たちが開発した「モジュラーネットワーク型自己組織化マップ(mnSOM)」は、大脳のコラム構造によく似た画期的な情報処理アルゴリズムです。各モジュールが実行する処理を“生きた地図”として把握し、俯瞰的な視点を生成できることが大きな強みです。モジュールは用途に合わせて自由に交換できるため、広範なアプリケーション分野で力を発揮するほか、並列計算に向いたアーキテクチャを持つことから、これを土台に大規模なシステムも構築できます。現在は「mnSOM」を核として、自律型ロボットの協調行動を発現させる研究のほか、計算理論や新しいアルゴリズム開発、ハードウェア化や並列計算への展開など、幅広い応用研究を進めています。

〈出稽古パッケージ〉モジュラーネットワーク型自己組織化マップの理論と実践 モジュラーネットワーク型自己組織化マップ(mnSOM)の理論と実践 mnSOMの開発元で、貴重なノウハウを習得。
当研究室のコア技術である「モジュラーネットワーク型自己組織化マップ(mnSOM)」の理論と使い方を伝授するパッケージです。ここでしか学ぶことができない数多くの貴重なノウハウを、直接に習得することができます。3ヶ月間のうちの前半は、古典的な自己組織化マップ(SOM)の理論とプログラムについて学び、後半で「mnSOM」のプログラミングと動作検証までを学習します。ぜひ自分の研究に利用して、その成果の“質”が自分でチェックできる真の実践レベルにまで到達してほしいと思います。これまで何度も他の研究室の学生を指導してきた経験があり、その分パッケージの内容が整備されていますので、どうぞ安心して門を叩いてください。

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