「ジァン道場」道場主 チームマネージメント 教授 保健学博士 ジァン・ドゥーソップ
 
〈研究事例〉大学と社会の間に、一つのバッファをつくる試み。
高度な知識をもった人材が社会に出て組織のリーダーになったとき、コミュニケーションやチーム運営の能力がないと、メンタルヘルスなどの個人の健康はもちろん、業績不振など組織の健康問題にまで影響を及ぼすことになります。社会に出る前からそうした能力を磨いてもらうため、講義とは別 に一つの実践の場として「健康資源マネジメント研究会」なる実験室を設けています。ここには異なる専門分野をもつ社員で構成される4つの会社があり、“健康”という共通 テーマのもと、独自の活動を行っています。投資家や現役経営コンサルタントなどの学外の専門家と私は、各社のプロジェクトに対して助言を行い、またビジネス化の実現を視野に入れて支援しています。

〈出稽古パッケージ〉チームマネジメント・アドバンスドコース 実際の会社で起きることを、リアルに体験しよう。
将来、高度な専門的知識をもつ社会人として組織のリーダーをめざす人のためのパッケージです。出稽古期間中、秘書役となって予定管理などのホスティングを学んだり、「健康資源マネジメント研究会」に参加して社長業を体験します。「楽しくシビアに」をモットーに、予算案作成、引継ぎ、ヘッドハンティングなど、実際の社会で起こっていることを限りなくリアルに、失敗も含めて経験することができます。講義室内に留まるCase Studyや、ともすれば企業見学に終わりがちなインターン制度がもつ限界から一歩踏み出した新しい試みで、学生時代に「知識を習得する(知)、実行する(行)、そして伝える(伝)」ことを総合的に学ぶ数少ない機会だと思います。

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