| 有限要素解析に基づくCAEシステムは、材料の変形、電磁場、流体、熱伝導など実に幅広い応用範囲をもち、多くの分野で利用されています。とくに有限要素解析において正しい結果を得るためには、対象の形状や着目している現象などを考慮して、どういうモデルや要素を選び、どんな種類の計算を行うかが鍵となります。コンピュータが解析した結果だから正しいはずという態度ではエンジニア失格です。この出稽古では、世界標準のCAEシステムである「ＭＳＣ Patran/Nastran」を使いますが、単に使い方を習得するだけでなく、有限要素法の理論的な背景からしっかり学んでもらいます。内容は、日本機械学会から認定されたCAE技能講習会とほぼ同等のものです。機械系以外の出身者でも有限要素解析を取り入れて研究上の課題を解決したい人は、物怖じせずに飛び込んできてください。 |
 |
|
