水波道場
 
〈出稽古パッケージ〉光ファイバ型デバイス−理論とものづくり体験 ミクロな構造のフィルターで、光信号を操る。
波長の異なる光をまとめて伝送する波長多重通信によって大容量化が図られている光ファイバ通信。現在この分野では、ある特定の波長の光だけを抜き出したり、追加するフィルターとなる「光ファイバグレーティング」の技術が注目されています。このデバイスは、光ファイバに紫外線のレーザーを照射して、0.5ミクロンほどのピッチで屈折率を変化させた特殊な構造(回折格子)を書き込んだもので、この格子がある特定の波長の光信号に対するフィルターの役割を果します。この出稽古では、屈折や反射といった光についての基礎理論の学習から始めて、実際に光ファイバグレーティングの製作を体験してもらいます。また光ファイバの接続や測定などの取り扱いも習得できます。モノづくりに興味がある方、自分の知らない精密なものを扱ってみたい方は、ぜひ参加してみてください。


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