日本の農業は、労働者数の減少や高齢化、後継者不足などが深刻な問題として懸念されています。そのため、大規模生産施設では労働者の負担軽減や省力化のために、ロボットやAIや情報通信技術(ICT)に関する技術を駆使し、スマート農業の実現を目指しています。私たちは、その一端を担えるように、トマト菜園の方々のご協力をもとに農業用ロボットの実現を目指しています。また、本学では、農業用ロボットの発展を目的としたトマトロボット競技会が毎年開催されており、私たちはこの競技会での優勝とトマト菜園での実用化を目的に活動しています。農学と工学という異なった分野を融合することで、T型人材育成に繋がり、多様化時代に対応できる技術者を目指してロボット開発に取り組んでいます。