田向研究室では、半導体・ICT・ロボット産業を牽引する“脳型計算機”の開発を目指し 研究室教育を通してこれら産業をリードする優秀人材を育成します。 以下のミッションを掲げてソフトウェア/ハードウェアどちらにも長けた第一線で活躍できるエンジニアを育成する指導を行います。

 

田向研究室のミッション

最先端のデバイス設計技術の探求 脳情報処理の工学的実現 社会でリーダシップの取れる人材の育成

 

田向研究室の概要

本研究室では,脳型情報処理システムの演算中枢部となる脳型計算機の実現とその多角的応用を目指します. 再構成可能半導体FPGA,Many Core CPU,インターネットを複合した“ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク複合体”により,高い演算性能・電力効率を実現する専用性と,多様な問題へ対応できる汎用性を両立するシステムを確立します.これに,脳が持つ学習機能を融合することで,自ら考え,経験を積み,学習・成長する脳型計算機を模索します.さらに,人間の生活空間で活躍する自律ロボットや,人間に優しいインタフェースを提供する知的動画像処理等へ多角的応用を行います. 本研究室へ所属した学生は,研究活動を通し,現在の高度情報化社会を支えるハード,ソフト,ネットワークに関する実践的な技術とそのシステム化に関するノウハウを習得できると共に,脳機能という21世紀最大のフロンティアを工学的な立場から切り開き応用する研究テーマへと携わることが出来ます.