私は現在、花沢研で脳内での視覚機能の処理メカニズムについて、神経科学的なアプローチと心理物理学的なアプローチで研究しています。脳について知るには広範囲な知識が必要とされ、世間では心理・生物・数理モデル等の様々なアプローチから研究がなされています。私は心理実験と生理実験のデータをモデル化する技術を習得したいと思い、数理神経科学を学ぶために立野研に出稽古に行きました。立野研では数理モデル作成の視点から神経科学を一から学べ、最終的には生理実験のデータから数理モデルを作成する手法を学べました。このように他分野の研究室で学んだ結果、多数の視点から研究が出来るようになり、研究に対する視野が広がったと思います。
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