小型ロボット実験水槽


 西田研究室がある若松キャンパスの中庭に設置された小型の実験水槽.直径はφ6.0m,高さは1.2mである.学生は自由に本水槽を使用して水中ロボットやセンサデバイスの実験を行うこと可能である.

大型ロボット実験水槽


 若松キャンパスから車で20分ほど離れたエコタウン実証研究センターに設置された大型の実験水槽.幅は5.0m,長さは10.0m,深さは3.4mである.本水槽の上部は金属の蓋で覆われているため,水槽内部の水は常にきれいな状態が保たれているほか,全ての蓋を閉めた状態であれば深海と同様に外乱光が全く入らない水中環境を構築することができる.大型のロボットの実験や広い空間を利用した運動制御の実験する際に本水槽が利用される.水槽近くには2階建ての建物もあり,そこでロボットのメンテナンスやプログラム開発をすることが可能である.

ユニック付2tトラック


 ロボットや荷物の輸送,または大型のロボットを海に投入する際に利用するトラック.西田は中型の自動車,移動式クレーン,玉掛のライセンスを有するため,いつでも西田研だけで水中ロボットを使った本格的な実海域試験を行うことができる.

小型3Dプリンター


 CREALITY社製3Dプリンター Ender-3 S1 Plus.本プリンターは300x300x300mmまでのものを印刷することができる.比較的に安価なプリンターであるが,十分な精度で造形可能である.

大型3Dプリンター


 日本3Dプリンター社のRAISE3D Pro2 Plus.本プリンターは300x300x605までのものを印刷でき,また柔らかい材料を使用できる.非常に高精度なプリンターで,他のプリンターと比較するとかなりきれいに部品を造形可能である.

回路用3Dプリンター


 VOLTERA社製のV-One.本プリンターを使って自作の回路を自由に制作できるほか,表面実装の電子部品を簡単にはんだ付けすることができる.ドリルユニットを装備することで表面実装でない部品の実装も可能で,様々な種類の回路を制作可能である.

そのほかにもボール盤,コンタマシン,NC工作機械など多数の工作機械があり,学生は自由にロボットや搭載する部品を制作することができる.