海というフィールドは、人が容易に挑戦できない場所であり、ゆえにロボットが活躍できる環境であるという思いから、海中ロボットに関わる研究に惹かれ西田研究室に入りました。現在は低コストに長期海底観測のできる海中ロボットの開発を行っています。この研究を海中ロボットのコスト削減や海底観測に役立てたい、また、研究を行う中で自己成長もしていきたいと考えています。

海中という身近にありながら未知の部分が多く存在する領域を開拓する水中ロボットに興味を持ち、西田研に入ることを決めました。私の研究テーマはケーブルを使った水中ロボットの自機位置推定の研究を行っています。西田研にはロボットに必要な機械、電気、情報と様々な分野の人が集まります。そのおかげで機械系の自分でも研究に必要なプログラムの勉強を頑張れています。いろんな知識に触れたいという方におすすめの研究室です。

西田研の魅力の一つに、実際に海に行ってフィールドワークや実験を行えるというものがあります。時には海外の海に行ったり、海の上で船に数週間泊まり込みで調査を行うこともあります。海が好きだったり、ロボットを動かすのに興味がある学生にはもってこいの研究室だと思います。研究についてですが、私は水中環境での画像処理に興味があったので、現在は画像処理を使った水中フォトグラメトリーの研究を行っています。この研究によって、低コストな長期海底観測手法の実現を目指します。