人にやさしい情報システムのデザイン
近年の情報技術の発展により,いつでも誰でも情報を受信・発信できるようになってきました.このような情報社会では,
人と情報システム,さらには情報システムを通した人と人との関係のあり方が重要になってきます.そこで,吉田香研究室
では,情報システムを利用する人を理解し,人の特性と情報技術を融合的に扱うことで,より人にやさしい情報システムを
デザインするための研究開発を行っています.
そのひとつに,感性情報処理という研究があります.ここでは,主観や感性と結びついていると考えられる要因を探り,
情報システムで扱うことができるように翻訳し,情報システムのデザインに応用します.例えば,わたしたちの感じ方に
近い検索結果を得ることができる情報推薦,アバターやパートナーとして喜怒哀楽を表現できるロボットなどに応用する
ことが考えられます.
感性情報処理は,わたしたちの暮らしをより楽しくより豊かにするための技術です.情報システムをデザインするだけ
でなく,情報システムを利用する人を理解することが,わたしたち自身を理解することにつながると考えています.
研究キーワード
感性情報処理,ヒューマン・コンピュータ・インタラクション,計算知能,画像処理,パターン認識,ユーザモデリング,認知心理学,マルチメディアデータベース
メンバ(令和3年度)
准教授 吉田 香博士後期3
年 金津 達也 (香ラボより進学)博士後期3
年 末松 圭史 (香ラボより進学,社会人院生)博士前期1年 ディアン クリスティ シルパニ (ハサヌディン大学より進学)
博士前期1年 小牧 遼太 (情報工学部システム創成情報工学科より進学)
博士前期1年 髙橋 樹生 (工学部機械知能工学科より進学)
博士前期1年 山川 朝空 (山口大工学部機械工学科より進学)
博士前期1年 アハマド カワリツミ アブダラ (ハサヌディン大学より進学)
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