配属を希望される方へ

田中研究室ではナノマテリアルサイエンスをベースに非平衡・ゆらぎに注目して生体信号を再現するデバイスの作製を目指しています。将来的にはそちらが脳型コンピューティングに活かされると期待しています。研究を進めるにはいろんな分野の知識が必要ですがすべて知っている必要はありません。材料工学・材料化学・電気科学・プログラミングなどに興味のある院生さんの進学をお待ちしています。いつでも研究室見学やメールでの質問を受け付けています。真っさらな研究室ですから君の色に染めてもらいたい!と思っています。

今まで九工大で指導した学生の就職先(内定含む)は、フランスCNRS(国立研究所)、ソニーLSI、台湾工業技術研究院東京事務所、 日立製作所、フジボウ、東京製鐵、ローム、日本軽金属、九工大博士後期課程進学、九工大博士研究員など多岐にわたっています。 特に電気メーカーや材料メーカーが多いですね。

4年生の配属を希望する人は、いきなり分野融合型の研究を行うのは難しいので、各々の専門に応じた研究テーマを用意しています。 マテリアル、物質系ならナノカーボンの電気伝導特性評価、電気系なら新奇ナノ電気デバイス構築などです。 大学院進学時には幅を広げてバイオミミックデバイスにチャレンジしてもらう予定です。

駅前留学より役に立つ英会話

田中研究室では外国人留学生を積極的に受け入れています。それはいろんな文化の違いによる着目点の違いを大事にしているからです。そのため英語を使う機会は非常に多いです。英語を勉強するために英会話教室に行くよりも、実際の仕事の中で使う英語のほうがずっと社会で役に立ちます。日本人はよく「私は英語ができないから」と言います。それは英語ができないのではなく、会話をする機会が非常に少ないからです。練習が少なければできなくて当たり前。うちに来て英会話教室代を節約しながら英語を話せるようになりませんか?

進学相談

初めての先生にいきなりメールを送るのはちょっと気が引けると思っていませんか。
田中研究室では積極的に訪問見学を受け入れています。

例になる文を作っておきますので、適宜改変してtanaka[at]brain.kyutech.ac.jpまでメールを送ってきてください。([at]は@に変更してください)

特に皆さんの希望する研究内容が田中研究室の研究に合わない場合でも、マッチする研究室がほかにあれば、その研究室を紹介します。受験するかどうか決めてなくても、その判断のためにどんどん見学に来てください。予定が合えばいつでも歓迎します。

メールの文例

題名:見学希望
九州工業大学 田中啓文先生

初めてメール差し上げます。
私は●●高専(または●●大学)△△学科の■■と申します。

私は貴学大学院の受験を考えております。
なぜなら先生のされている○○に関する研究に非常に興味があるからです。
ぜひお話を聞かせていただきたいので、
一度先生の研究室を訪問させていただきたいと思います。
お会いした際に大学院の様子や受験の方法などお教えいただければ幸いです。

ご都合がよろしければいつどちらに伺えばよいかお教えください。
その際何か持って行けばいいものがあればご指定下さい。

以上よろしくお願い致します。

●●高専(●●大学)△△学科 ■■