高専生インターンシップ(2024.9.09~9.19)
高専生インターンシップに佐世保高専 専攻科1年生2名と佐世保高専物質工学科の4年生2名が参加しました。動物細胞からミトコンドリアDNAを抽出する技術、電気泳動、膜蛋白質の挙動を調べる技術、顕微鏡観察を学びました。
インターンシップを終えた感想
Aさん:生体内分子については授業で学ぶ機会もあったが、実際の働きを観察する機会は今まで無かったため貴重な体験ができた。また、研究室の先生や先輩達に優しく教えていただき、初めは慣れなかった操作も日に日に出来るようになり、技能の上達を実感できた。
Bさん:標本を用いて、膜タンパク質やイオンチャネルの性質をしらべる演習を行いました。慣れていない操作をしていましたが、日に日に上達することができてうれしかったです。研究室の学生さんや先生が優しく、丁寧な指導をしてくださったので身になる2週間になりました。ありがとうございました。
Cさん:今回のインターンシップでは、高専ではあまり体験できないPCRについて実験を通して学ばさせて頂きました。また、研究内容にも非常に興味を持ちました。味蕾細胞についての研究がとても気になったため、マウスを用いた実験もしてみたいと思いました。10日間の貴重な体験をありがとうございました。
Dさん:研究室という、普段触れる機会のない、"研究"というものを行うところで、見学、実習を行うことで、研究というイメージがより具体的になりました。研究を将来したい人はもちろん、そう考えていない人にも貴重と思える体験になる実習になったと思います。
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高専生インターンシップ(2024.8.26~8.30)
高専生インターンシップに北九州高専 生産デザイン工学専攻 1年生1名と佐世保高専物質工学科の4年生2名が参加しました。免疫染色法の実験技術を学び、マウス味蕾細胞の免疫染色標本を蛍光顕微鏡で観察しました。
インターンシップを終えた感想
Aさん:今回のインターンシップで、普段高専生活で体験できないマウスを使用した実験ができたので楽しかったです。自分で操作して得た味蕾を可視化できたときの達成感は忘れられないものとなりました。曖昧だった大学生活が明瞭になったので、進路を決めるときの参考にしたいと思います。ありがとうございました。
Bさん:メスとピンセットを両手にそれぞれ持ち、顕微鏡を使いながら標本のトリミング等を行うのが難しかったです。実際に自分の手を動かすことで得られたものというのは大きく、観察することができた味蕾にはとても感動しました。
Cさん:自分が日頃から高専で行っている研究との違いや、逆に似ている部分などを探すのが面白かったです。また、研究室のメンバーも和気あいあいとしていたので楽しく過ごすことができました。高専ではできない貴重な体験ができたり、この先の進路について考たり、とても良い機会になりました。 |
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学会発表(2024.03.28~03.30)
第101回 日本生理学会大会で、甘み味刺激によって生じる細胞外からの物質取込について発表しました。 |
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学会発表(2023.09.11~09.13)
D2 嘉悦さんが第57回 日本味と匂学会で研究成果を発表しました。味刺激によって生じる細胞外からの物質取込と膜電位変化について発表しました。 |
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共同研究および実験打ち合わせ(2023.3.08)
佐世保高専 物質工学科 山崎先生と専攻科1年北野さんが共同研究実験と打ち合わせをおこないに研究室にいらっしゃいました。 |
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高専生インターンシップ(2022.9.12~9.16)
高専生インターンシップに佐世保高専物質工学科の4年生2名が参加しました。免疫染色法の実験技術を学び、マウス味蕾細胞の免疫染色標本を蛍光顕微鏡で観察しました。
インターンシップを終えた感想
Aさん:これまでに使用したことのない機器や器具の取り扱いや、マウスを用いた標本作成など、高専ではできない貴重な体験ができとても楽しかった。大坪先生や大学院生の方々との会話を通して、大学院のぼんやりとしたイメージがかなり鮮明なものになり、自分の進路を考える良い機会になった。
Bさん:インターンでは、高専には置かれていない機器を使ったり、実際のマウスを使ったりと貴重な体験が出来ました。また、大学院の先輩方の研究内容や大学院での生活も学ぶことができ、進路の選択肢としても入れたいと考えました。
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高専生インターンシップ(2022.8.29~9.9)
高専生インターンシップに佐世保高専物質工学科の4年生2名が参加しました。動物細胞からRNAを抽出する技術、逆転写酵素を用いたRT-PCR技術、動物細胞からミトコンドリアDNAを抽出する技術、電気泳動技術を学びました。
インターンシップを終えた感想
Aさん:高専では取り扱ってこなかった動物細胞を用いた実験や、PCRなどの実験も行うことができて、とても楽しかった。これまでは、将来への計画をある程度考えるだけで、目先の目標だけを考えることが多かったが、将来の人生設計を深く考える良い機会になったと思う。特に大学院の方々とこれまで話す機会がなく、単なるイメージでしかなかった大学が実感できた。学習への意欲が高まった。
Bさん:このインターンシップを通して、高専で出来なかった動物細胞を用いた実験で新しい経験を積めたことです。初めて行った実験ですが、大坪先生がとても親身になって教えてくださったので、実験に対する理解が深められました。
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神経科学セミナ-(2022.6.27)
オーストリア Institute of Science and Technology Austriaから本学卒業生である江口工学先生をお招きし、神経科学セミナーを開催いたしました。凍結割断レプリカ標識法による神経細胞内のPI(4,5)P2分子の可視化および定量的解析方法、膜蛋白質との共局在性について最新の研究成果をもとにわかりやすく説明していただきました。 |
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実験技術指導(2021.11.19~11.21)
佐世保工業高等専門学校 物質工学科 嘉悦先生が電気生理学的測定法の技術習得のため研究室にいらっしゃいました。モデル膜を使ってソフトや測定装置の使用法および測定原理を学びました。 |
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Commentaryに取り上げられました(2021.6.1)
味蕾細胞の電位依存性Naチャネルに関する学術論文が Pflugers Archiv - European Journal of PhysiologyのCommentaryで紹介されました。
https://link.springer.com/article/10.1007/s00424-021-02575-6
修士論文発表会(2021.2.16~2.17)
当研究室の中尾吉貴君が修士論文発表会で優秀発表者に選ばれました。
おめでとうございます。
学会発表(2019.10.18~10.20)
M1 中尾君がベトナムで開催された国際学会(ISAS2019)で、味蕾細胞に発現するイオンチャネルの性質および遺伝子サブタイプについて、研究成果を発表しました。 |
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学会発表(2019.9.17~9.19)
M2 宮崎さん、リュウさんが第53回 日本味と匂学会で研究成果を発表しました。気管に発現する化学物質受容細胞の性質や細胞内シグナル伝達経路および受容体遺伝子の発現について発表しました。 |
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実験技術指導(2019.9.13)
オーストリア Institute of Science and Technology Austriaから本学卒業生である江口工学先生をお招きし、夏目研究室にて、急性脳スライス標本の実演をおこないました。生理的温度下での標本作成について技術指導をして頂きました。 |
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神経科学セミナ-(2019.9.12)
オーストリア Institute of Science and Technology Austriaから本学卒業生である江口工学先生をお招きし、神経科学セミナーを開催いたしました。生理的温度下で作成する急性脳スライス標本の特徴について組織学的および電気生理学的実験データをもとにわかりやすく説明していただきました。 |
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共同研究(2018.12.3~12.8)
佐世保高専 物質工学科 山崎研究室の中尾君が共同研究の実験をおこないに研究室にきました。 |
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出稽古教育(2018.11.5~12.7)
夏目研究室 M2新井君が出稽古で研究室にきました。RT-PCR法の基礎的な技術を身に付けた後、リアルタイムPCR法を習得し、ラット海馬に発現する遺伝子の定量化をおこないました。 |
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学会発表(2018.10.29~10.31)
佐世保高専 物質工学科 山崎研究室の中尾君との共同研究の成果を、第52回 日本味と匂学会で発表しました。イオンチャネルの電気生理学的研究と遺伝子発現について発表しました。 |
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受賞(2017.9.26)
平成29年 日本味と匂学会 研究奨励賞を受賞しました。 |
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学会発表(2017.9.25~9.27)
森林くんが第51回 日本味と匂学会で、味蕾細胞の細胞型依存的に発現する電位依存性電流についての研究成果を発表しました。味蕾に発現するイオンチャネルおよび神経伝達物質受容体について口演しました。 |
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研究室見学(2017.9.25)
佐世保高専 物質工学科 3年生(44名)の学生が研究室見学にいらっしゃいました。味の受容機構について説明し、研究で使用する顕微鏡や細胞の電気現象を測定する装置を紹介しました。 |
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高専インターンシップ(2017.9.14~9.23)
佐世保高専 専攻科1年生が研究室にインターンシップに来ました。ピペットマンの使用法、データ解析、実験方法などを学んだあと、脳の組織からRNAを抽出し、細胞の情報伝達に関与する遺伝子を増幅する実験を行いました。 |
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合同セミナーでの発表(2017.7.13~7.15)
兵庫医科大学 神経生理部門 古江研究室と開催した2017生命体情報への医工学的アプローチ合同セミナーで研究成果を発表し、研究に対する理解と親睦を深めました。 |
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学会発表(2016.10.7~10.8)
松永さんが第67回西日本生理学会で、味受容体遺伝子発現の定量的解析についての研究成果を発表しました。 |
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共同研究(2016.7.30~8.5)
生理学研究所で共同研究を行いました。in vivo電気生理学的測定方法を学びました。 |
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学会発表(2016.7.2~7.6)
国際学会(10th FENS)で味覚情報伝達に関与するイオンチャネルについての研究成果を発表しました。 |
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学会発表(2016.6.5~6.9)
緒方君が国際学会(ISOT2016)で味覚受容細胞に関する研究成果を発表しました。 |
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新入生歓迎ミラクルフルーツパーティ―(2016.04.14)
味覚修飾物質を含むミラクルフルーツを学生と一緒に体験しました。レモンの酸味が甘く感じる不思議な体験でした。 |
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