2022年7月27日から8月2日（現地時間）にかけて，国際大会であるRoboSub 2022がアメリカのメリーランド州メリーランド大学カレッジパークにて，感染症対策を行った上で開催されました．
Kyutech Underwater Roboticsは自律型水中ロボット”KYUBIC”で参加し，39チームが参加する中で，11位の成績を残すことができました．
当大会は，屋内プールでの競技会をメインとして，事前に作成した技術資料やチーム紹介ビデオ，現地でのプレゼンテーションなどを通して総合的に順位が決定されます．
競技会のミッションには，ゲート通過やブイタッチ，マーカードロップ，指定エリアでの浮上といったものがあります．
これらのミッション攻略のため，メインPCの変更やSimulinkからC++をベースとしたROS1システムへの移行，深層学習を用いた物体認識の実装，マーカードロッパー実装などの開発を行いました．
開発が一部間に合わなかったこともあって，決勝進出はできませんでしたが，チームでの開発や他チームとの交流，メリーランド大学の見学など，国際大会参加を通じたかけがえのない経験を得ることができました．
